ピアニストの辻千絵です。
風が冷たい札幌です。
私は大学の保育学科でピアノを教えています。
大学に入って初めてピアノに触れた学生でも、4年目にもなると、色々なことに気付いて来ます。
模範演奏をしてあげると、「どうして先生が弾くと滑らかなのに、自分が弾くとブツブツ切れたようになるんだろう?」と学生が言うので、二種類の弾き方をしてみせました。
どちらの演奏が良かったか 尋ね、1つ目と2つ目の弾き方は何処が違うのかを質問しました。
この学生はストライクの答えだったので、今度は良い演奏の時にしていた「身体のこと」について説明し、 実際にやってもらいました。
ぎこちないものの、明らかに最初に本人が弾いたものよりリズミカルで軽やかになりました。
本人も軽くなったとの返事。
「軽く弾きなさいと今までも言われて来たけど 、
どうやったら軽く弾けるのか分からなかった。」
決してハノンやリズム練習等はさせていないことを付け加えておきます。
私がこのようなケースに対応してレッスン出来るようになったのは、アレクサンダーテクニークのお陰です。
年に三回ほどしかレッスンを受けられないのですが、それでも三年継続するうちに、少しずつピアノ演奏やレッスンに生かせるようになって来ました。
今は本も出ていますし 、
インターネットで色んな情報が得られます。アレクサンダー知ってるよ、という方も増えて来ました。
しかし、知っているから出来るとは限りませんよね?文章で書かれていることの受け取り方に誤解があると、折角の知識も生かせません。
実際のレッスンを受けるのが何よりの近道、と実感しています。
札幌では7月にレッスンがあります。
ご自分の演奏にお悩みのある方は是非!
ちなみに、講師のかわかみひろひこ先生はダンス関係のご指導もお得意です。
良いパフォーマンスを生むのに大切なことは、音楽もダンスも一緒なんですね!
●アレクサンダーテクニークの学校
http://alexanderdiscovery.jp/
【ピアニスト辻千絵公式ホームページ】
http://tsuji-piano.com/
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