札幌のピアニスト辻千絵です。
昨日からの雨が雪に変わりました。
本日は小学校の恩師の告別式に参列するため岩見沢に行きましたが、さすが岩見沢、雪が多かったです。
小学3、4年の担任だったO先生は、授業中に色んな話をしてくれました。
終戦で日本に引き揚げてくる時、お米が長持ちするように、先生のお母さんがお赤飯にして(おこわにして、ということだと思う)引き揚げ船に乗った話を一番良く覚えています。
「アリラン」や「てぃんさぐぬ花」なども歌って聴かせてくれました。
私がピアノ教師となってから、「千絵ちゃん、のぎくという曲の楽譜あるかい?コーラスの皆で歌いたいと思って。」と電話を貰いました。
私は持っていませんでしたが、その話を聞いていた私の父が「日本の歌」という小さな歌集を買っていたのを後で知りました。
「野菊」文部省唱歌
遠い山から吹いて来る
小寒い風にゆれながら
けだかくきよく におう花
きれいな野菊 うすむらさきよ
秋の日ざしを あびてとぶ
とんぼを軽く休ませて
しずかに咲いた野辺の花
やさしい野菊 うすむらさきよ
霜が降りてもまけないで
野原や山に群れて咲き
秋のなごりをおしむ花
あかるい野菊 うすむらさきよ
お花が大好きだった先生。
どうぞ安らかに。
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