札幌のピアニスト辻千絵です。
写真は宮の森のパン屋「ルルド」の入り口です。
昨日は教えに行っている大学で発表会でした。
ラジオ体操第一を、体操の動きを入れながらピアノ弾いた学生さんがいて大ウケ!
保育者じゃなくても芸人でやっていけそう(;^_^A
大変楽しませてもらいました!
私が中・高とピアノを習っていた札幌コンセルヴァトワールでは、音大受験近くなると、「緊張の練習」という受験曲の披露会がありました。
私は受験用に用意した服(私服の高校だったので)も着て、本番同様に挑みましたが全然上手く弾けず、先生から「辻は全然ダメだな」と言われました。
受験直前に全然ダメと言われて大変落ち込み、今年受けるのを止めて浪人しようか等悩みました。
でも、受けるにしろ辞めるにしろ浪人するにしろ、練習は続けるしかないんだ!と思い直し、毎日毎日練習し続け、受験しました。
受験当日は、私以外全員ベートーベンのソナタで、再現部で止められるところ(一般的)、私はドビュッシーの「ピアノのために」の�(当時は珍しい選択)を最後まで弾き、合格しました。
「緊張の練習」での経験が結果的にプラスに働きました。
昨日は学内の小さな発表会とはいえ、緊張して力が出し切れず悔しい思いをしている人がいるかも知れませんが、次に人前に立つときにその経験が役に立ちます。
緊張しない人間はだめだ、という芸術家の言葉もあります。
緊張を見方にして、恐れず表現しましょう!
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