東京の新国立劇場合唱団員だったソプラノ歌手八重樫節子さんは、「一年契約制で年間230日就労し、300万円程度の報酬。社会保険も有給休暇もない労働条件」といった新国立劇場側の待遇に対して改善をしてもらえるよう要求したところ解雇されてしまいした。
日本音楽家ユニオンが八重樫さんの契約打ち切りについて団体交渉の開催を求めたところ、新国立劇場は「合唱団員は労働組合法上の労働者ではなく、ユニオンとの交渉に応じる義務はない」主張しました。
2005年から裁判で闘っていますが、地裁、高裁とも「労働者性」 を認めず敗訴しています。
現在最高裁に対して、この事件を東京高裁に差し戻し、審理のやり直しをさせるよう求めています。
明日は、その争議支援の意味を込めたコンサートです。
音楽家ユニオン北海道地本からは弦楽四重奏(Vn大澤昌孝、文屋澄江、Vla岩田貴子、Vc小島盛史、)、
私、辻千絵は八重樫さんの伴奏をさせていただきます。
その他に劇団一揆による構成劇、北海道合唱団による演奏があります。
堅苦しい名前のコンサートではありますが、音楽を聴きながらこの件に関心を持って頂ける時間になれば幸いです。
音楽家が労働者じゃなかったら一体何なんでしょうね?
趣味で遊んでお金を頂いているように見えるのでしょうか?
是非ご一緒にお考え頂きたいと思います。
明日は18時開場、18:30開演。
入場料1000円(中高生500円、小学生以下無料)です。
お問い合わせは、
道地域自治研 浦崎隆男
0118378261
までお願いいたします。
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