呼吸

札幌のピアニスト辻千絵です。

昨日は、ちえりあ音楽スタジオで岩見沢東高校合唱部同OB会の練習でした。
今回は、恩師である青山泰寛先生が木下牧子作曲「夢みたものは」を指揮してくださいます。

先生の指揮は分かりやすく、深く読み込まれた詩の解釈も簡潔。
頭の中で整理されている方はシンプル。
大切なことが一瞬で伝わります。

指揮の勉強にもなるので、合唱団や吹奏楽で指揮をしている方は、是非とも参加した方が良いと思いますよ！


今日はトリオの練習でした。
慣れてくると、今まで聴こえて来なかった音が聴こえてくる。。自分のパートを自分のテンポで数えて弾いているだけではアンサンブルにならないので、全ての音にアンテナ張って弾いていました(^^)
「どうやったら面白い演奏になるか？」という話題で、やはり「呼吸」でしょうと、バイオリンの福井さん。
そして「方向性」。

なるほど。


昨日の青山先生の指揮でも、新しいフレーズに入る時に呼吸が感じられます。
それは、息が持たないから吸うブレスではなく、楽譜には書けない、自然な「間」のようなもの。
リタルダンドでもないし、コンマでもない。
でも、無いととても不自然な演奏になる。


昨日今日と、大事な共通項がありました＼(^o^)／

【ピアニスト辻千絵公式ホームページ】
http://www.tsuji-piano.com/