安らかに

ピアニストの辻千絵です。
台湾文学の母、鍾肇政先生が昨夜お亡くなりになられたそうです。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3063616213684838&id=100001094683883

96歳。
今の日本人が忘れてしまった美しい日本語を話され、影を慕いて、サヨンの鐘、リンゴの木の下で、などリクエストを頂きコンサートで披露させていただいたものです。

昨夏お目にかかった時は耳がかなり遠くなられておいででした。
先生のテーブルに「ソルヴェイグの歌」の日本語訳がおかれていたので、次回行く時にはプログラムに入れて差し上げたいなと思っていました。

激動の時代を生き抜いて来られた鍾先生、どうか安らかにお眠りください。
日本からご冥福をお祈りいたします。

【ピアニスト辻千絵公式ホームページ】
http://tsuji-piano.com/